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理系らしくない

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本日の内容には独断的な私見が含まれております。
共感されない方もおられると思いますが、ご容赦を。

世の中の共通認識みたいなものに(日本だけかもしれないが)
会話ができる理系学生は、「理系らしくないね」
と、言われることがよくある。

僕も、出身は理系だが、
確かに学生時代、理系の学生には、暗い奴が多かった。

大学で、理系と文系を分けるものといえば、
たいてい数学と理科が好きだったか、嫌いだったか
ということが、理由の大半を占めると思っているのだが
何故、理系の教室には暗い奴が多いのだろう。

理系は、数学好き、理科好きで行く奴が多いとして
文系は必ずしも、国語好きが多いわけではない。
国語や歴史好きは文学部
英語好きは英文学部に、行くかもしれないが
経済学部はむしろ数学が得意なほうが有利だ。

法学部は...よくわからない。

理系学生は、企業の就職活動に有利だったりする。
理系学生を欲しがる企業が多いが、
もちろんそれは暗いからではないだろう。

数学や理科を得意とすることで
ロジカルさや分析力、探究心といったことに
ポテンシャルを感じているからだ。

理系出身で、明るかったり、会話が上手かったら
鬼に金棒ってところだ。

学生には暗い人間が多いのかもしれないが、
教授はよくしゃべったり、底抜けに明るい人が多い。

また、テクノロジーの分野で著名な方も
技術職でマネジメントを極めている方も
同じ傾向がある。
やはり鬼に金棒か。

本当に理系で成功する方は、明るいのだ。

ということは、明るい人間が理系らしくないというのは当たらない。
成功しているのだから。

理系だから、暗いのではなく
人とのコミュニケーションを苦手とする人間が
理系を選択するケースが、多いのかもしれない。

それは、数学や理科が好きといった選択とは
また別な力学が働いているのかも。

だけど、この仮説論理展開だと
こういうことは言えそうだ。

明るく、人との会話に長けているほうが
理系文系問わず、自分が成功するための選択肢は広がる。

何を持って、成功というかは人それぞれなので
暗くても今の自分に満足している方には
大きなお世話だろうが。

すくなくとも、理系の学生が明るく会話ができることで
「理系らしくない」ということは正しい表現ではないと言いたかっただけ。

失礼しまーす!


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